1日が終わる頃には脚がむくんで大根のようになったり、肩や腕も何だか重いと言う女性も多いものだ。そのような場合はセルフマッサージを習慣にすると良い。リンパ管は1分間に約10回程度わずかに収縮しながらリンパを流しているが、手のひらで優しく触れながらリンパマッサージを行うだけで、このリンパ管の動きをよくしてくれるのである。リンパの流れを良くするとリンパ球が増加し、免疫力がアップする効果を期待できるのだ。そのため、このマッサージは美容と健康を同時に叶えるメソッドである。

セルフマッサージのやり方はとても簡単で、まず始めにリンパ腹式呼吸をしたり、グルグルと肩回しをしたりする事で深部のリンパ管を刺激する。その準備が終わった後に、部位ごとにマッサージをするだけだ。しかも、覚える動きは2つだけで、とても簡単である。1つは「ずらす」と言う行為で、組織内に漏れ出た水分を動かしてリンパ管や静脈への回収を促すものだ。マッサージする箇所を包み込むように手のひらをぴったりとあて、リンパを流す方向にゆっくりと円を描くように動かすと良い。
もう1つは「流す」と言う行為である。フィルターとなっているリンパ管にリンパを流す動きである。肌のすぐ下にあるリンパを最寄りのリンパ節に誘導するように、肌の表面で手のひらをやさしく滑らせると良い。いずれも強い力はいらず、弱い力で行える。体が温まる入浴中やお風呂上りに行っても力を入れない分疲れる事はほとんどなく、続けやすいマッサージだと言えるだろう。