マッサージは身体の血液やリンパの流れを良くし、美容や健康増進の効果が得られるため関心を持つ女性は多い。ただし、正しい方法で行う事が前提であり、方法が誤っているとかえって問題が生じる可能性がある。プロのエステティシャンや整体師がマッサージを行う場合、問題が起きる事はほとんどないと言えるだろう。しかし、素人がセルフマッサージを行うと、体にトラブルが生じる問題が出てくる。

セルフマッサージに熱心な女性に起こるトラブルには、揉み返しの症状がある。揉み返しとは、マッサージを行った後に傷みやだるさを感じる症状を意味する。これはマッサージを行った組織が傷んで炎症を起こしているため生じているのだ。原因としては、マッサージを行う際に組織に対し加える力が強すぎたり、あるいは長時間必要以上に刺激を加えていた事により生じると考えられる。マッサージに関する医学的な知識や経験を持たないと、初めは適度な力加減や時間の見極めが難しい。
そこで、セルフマッサージによる揉み返しの問題を予防するため、初めは強い力でのマッサージを控えた方が無難である。何度かマッサージの経験を重ねるうちに、次第にどの程度の力加減がベストであるかが具体的に分かってくるだろう。一方で、運動をした後のセルフマッサージで身体の痛みがなかなか回復しない場合は、揉み返しでなく運動中の障害が痛みの原因である可能性もある。その場合にはマッサージを控えて安静にし、もしその後も痛みが引かないようであれば医師の判断を仰ぐのが望ましい。